グレート・ギャツビー 感想

開発秘話&ブログ

「グレート・ギャツビー」という本をご存知でしょうか?
邦題だと「華麗なるギャツビー」などと訳されて、度々、映画などにもなっています。

ハイカラな表紙

そして、ハリーポッターが面白すぎて他の本を読む気になれなかった私が久しぶりに読んだ小説であります。




以下ネタバレを含みます。




えー……いきなり本丸な質問なんですが、

ギャツビーは……

彼は、人生の成功者だったのでしょうか?



アメリカン・ドリームを手に入れるも、ほぼ誰も来ない葬式で締めくくる彼の人生。


私は営業職なので、成功者の周りには人が集まるなぁと思っています。


ギャツビーのPartyが毎夜何百人と集まってのどんちゃん騒ぎをしていたのをみると……彼は成功者……?

いやいや、
そのPartyは一人の女性(デイジー)を呼ぶためだけに開いていたわけですが……
ギャツビーはデイジーと結ばれず、しかもデイジーはギャツビーの葬式にも顔を出しませんでした。

ギャツビーはデイジーの罪を被って死んだというのに。

デイジーがギャツビーの葬式に来てくれてたら、泣きわめき、彼の死を悲しんでくれたら……

ハッピーエンドってわけじゃないけど、報われたと思うんですよ。



では「ギャツビーは人生の敗者だったのか?」と問われると「イエス」と断言できない。



彼の人生には、
侍の武士道のような……
はたまた、
サックスから流れるブルースのような……

哀愁を美しいと思わせる魅力があったわけです。



物語を読み終えた後のこの余韻。



「ギャツビーは敗者じゃない、しかし、どこがそんなに輝いていたのだろう?」と、言葉でうまく説明できない、ふところの深い感じ……



まさに文芸って気がします。



また、こうやって、自分なりにグレートの意味を考えるだけでも、面白い作品だと思います。
映画「カッコーの巣の上で」をみた後の、自分なら友人を「殺す」「殺さない」を考えるように。



ちなみに、私はギャツビーは成功派です。詳しくは成功者だと思いたい!
自分がギャツビーの人生を歩むのは嫌ですが、彼の人生を否定することは、自分の大切な何かを否定するのに等しい気がします!!

理屈じゃぁないね!

そしてもう一つ。

「おまえ凄い本の世界に入ってんじゃん」
と匂わせましたが、

本だけじゃよく分からず、
2013年公開、レオナルド・ディカプリオ主演。「華麗なるギャツビー」を見て全てを理解しました。昔の本は読みにくい。無理です。

鴨川じゃないよ、デカプリオだよ

なので、ぜひ皆さんにも映画だけでも見てほしい。かなり本の再現度が高く、アマプラで無料で見れます。

あっでも、本もかなりおすすめです。

表現がマジでおしゃれです。

“まるで6月の夜みたいに可憐な姿で横になってた”

とか平気で出てきます。

まぁ、私もそんぐらい昔から使ってますけどね。

みなさんも
面白い本、エロい動画があったら教えてください。

アデュ!

コメント

  1. まほま より:

    ギャツビーオモロ

タイトルとURLをコピーしました